オプションについて、いくつか苛性ソーダに入れたらどうなるのか?と考えてみました。
また、オプション自体がどういうものか、を考えてみました。
オプションは後入れで・・・なんてよく書いてますが、「後入れする意味があるのか?」ということですね。

苛性ソーダに直接入れるのと、トレースが出てから入れるのとではどう違うのか?
「同じことでしょ。」と思われる方、けっこう違うんですよ、これ。

苛性ソーダに直接入れる、ってことはもろに苛性ソーダの影響を受ける、ということです。
トレースが出てから入れる、ということは、とりあえず油との反応も始まり、また、油の分子が苛性ソーダ分子を包みこむことによって、
アルカリ度もどんどん下がり始め、苛性ソーダの影響はけっこう受けにくい状況下になる訳です。

実験されたい方は、クロロフィルの入った緑のものを使ってみて下さい。
苛性ソーダに直接入れますと、クロロフィルはあっという間に分解され、緑色は無くなってしまいます。
後入れしたものは、緑色がけっこう残ってくれます。
その後熟成に入りますと、それなりに影響を受け、薄くはなって参りますが、それでも緑が残るものは残ります。

これだけを見ても、「後入れする方が影響されにくい。」と言えると思うんですが・・。
私は苛性ソーダの影響を避けたいものは、後入れしております。

まあ、「絶対に影響を受けない」とは言えないんですが、せめてちょっとでも影響を受けない方がいい、
というものは後入れがいいと思うんですね(^^ゞ

何がどのくらい壊れて行くか、という実験になると、ちょっと家庭では無理っぽいので、
クロロフィルみたいな簡単なわかりやすいものでの実験しか思いつきませんでしたが・・・・。


個々のオプションにつきましては、これからも調べられるものは随時アップして行きます 。

シルクセリシン

蜂蜜

にがり

メンソールクリスタル

ムラサキイモ

米ぬか

蜜蝋

ヒアルロン酸