「シルクセリシン」。これは「苛性ソーダ水溶液に入れる」と明記されている所 もあります。
「入れても大丈夫なのかな・・?」そう思いまして、調べてみました。

ご存知のように、シルクセリシンとは、絹から取れる成分です。
絹はセリシンとフィブロインという成分から出来ています。セリシンはフィブロインの 周りを覆うように取り囲み、繊維を構成しています。
ただ、絹の染色やツヤを良くするためにはセリシンは邪魔だったのですね。
それでセリシンだけ取り除いて捨てていたそうです。いわば昔は「ゴミ」であったものです。
しかしこの頃は「お肌に良い」ということがわかりまして、あちこちで重宝されるようになって来ました。

んで・・・このセリシン。
アミノ酸たんぱく質です(^^;)
アミノ酸は、それ自体窒素を持っています。(牛乳にも入っているセリンも33%あります。)
私はやったことが無いのですが、もしかして・・・もしかして・・・。
苛性ソーダにそのまま入れると、アンモニア臭がするかも・・・・。

これも苛性ソーダに入れるのは良くないと思います。分解されて、たんぱく質がバラバラ になって行きそうです。
オプションとして後入れしたらどうなるのか?
ある程度の分解は避けられないでしょうが、充分トレースが出てからなら効果は期待できるかもしれません。
パウダー状のものでも、また繊維状のものでも、水によく溶ける性質があるので、
水に 溶かして、後入れした方が良さそうです。