油脂の特徴ついて調べてみました。順次、そして随時アップして行きます。

油脂とは、大きな大きな分子で出来ており、またあれこれいろんな脂肪酸が混ざっています。
一般に主成分は水酸基(-OH)を3つ持った三価アルコールのグリセリンと脂肪酸が結合した形で、
これをグリセリドと言います。
(石鹸にするために、苛性ソーダを使って、このグリセリンと脂肪酸を分解するわけですね。)

大部分はグリセリン1分子に対して3分子の脂肪酸が結合したトリグリセリド(トリは3の意味)
と呼ばれるものですが、2分子が結合したジグリセリド、1分子が結合したモノグリセリドも
わずかに含まれています。
その他にもビタミンだの、色素だの、グリセリンと結合していない遊離脂肪酸というものも
わずかずつ含まれています。

一口に油と言っても、その抽出法はいろいろで、また自然のものでもありますし、
精製してあったり、未精製だったり、そこでもまた成分が違って来ますし、
一概に「こうである!」と決めることのできない成分配合だったり、鹸化価だったりします。
けっこうゆるい感じで(?)おおまかに「油脂」ってこんなもの・・・と考えればいいのかな?

ココナツオイル

オリーブオイル

パームカーネル(核)オイル

マンゴーバター