ご存知の方も多いとは思いますが、オリーブオイルについてです。
なんてったって一番使用頻度の多い油ですもんもんね(^^)
いろいろな種類がありますが(エキストラバージン、ピュア、ポマスなど)、
今回はおおまかにオリーブオイルを使って石鹸を作っ時の感想などを述べてみます。
(私が使用しているオイルはピュアオリーブです。)
1.溶け崩れがある。
これは有名な話ですね。確かに、100%で作るとちょっと溶け崩れが激しいな、と感じます。
あまり溶け崩れない、ということも使用感の良さの一つだ、と私は思っておりますので、
100%のオリーブオイル石鹸は最近は作りません。
2.泡立ちがちょっと悪いかな・・。
ネットを使ってしまえば、それほど気にならない、というのが本音ですが、それでも
ちょっと悪いかな、と感じる時があります。
3.洗った時にはしっとり感がある。
このしっとり感はやっぱり嬉しいものです。
ただ、普通肌の私は全然変わりませんでしたが、敏感肌の友人の場合、使ってしばらくすると肌が乾いて来ました。
サンプルとしては何とも言えないデータの数ですが、それからはオリーブオイルメインにして、
敏感肌の友人のために石鹸を作る時は、同時にシアバターやココアバターなど保湿力のあるものを配合するようになりました。
余談ですが、さっぱり石鹸に仕上がる、と有名なごま油をメインに使った石鹸は、
洗った時にはさっぱりしているものの、しばらくしてもしっとりと潤ったままでした。
面白いものだなあ・・と思った記憶があります。
(米油をメインにしてもちょっと渇きがきつかったかな・・・)
4.酸化しにくい。
これも有名な話ですね。酸化しにくいので、石鹸にし、余剰油脂を残してもけっこう長いことそのままでいてくれます。
5.トレースが遅い。
これも有名な話です。ペットボトルシェイク法でも、ぐるぐる製法でも、相当の時間がかかります。
ブレンダーを使えばそれほど時間はかかりませんが、ブレンダーを使用する場合は、
飛び散りなどを起こさないためにしっかりとボウルの底につけるなど、注意が必要となります。
うまく使う自信のない方は避けた方が無難かも知れません。
ブレンダーに自信をお持ちの方でも、万が一、ということがありますので、
保護具はしっかりとつけて下さいね。
オリーブオイルはほとんどの方がメインとして使われているオイルであろうと思います。
4ℓや5ℓ、なんて量で買われる方もいらっしゃるとも思います。
確かに酸化しにくいオイルではありますが、大量に買われた場合は、やはり冷暗所に
しっかりと保管しておいて下さいね。
油の劣化要素の一つに「日光」もありますので・・・。